ディジタルファンクションジェネレータ FG1
手のひらサイズのディジタル信号発生器
安全性・利便性に優れたファンクションジェネレータ。技術教育や研修用に以下の特長を備えています。
- 安全面に配慮したAC1Vの出力電圧。
- 1~1000Hzの正弦波・矩形波の出力に対応。
- 最小0.1Hzステップの周波数調整。
- 共振周波数の精密な設定が可能。
- 取り扱いが容易なコンパクトサイズ。
- 液晶画面とスイッチのシンプル構成で操作も簡単
商品仕様 | |
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商品名 | ディジタルファンクションジェネレータ FG1 |
型番 | AKE-1105A |
製造者 | 株式会社アドウィン |
定価 | 8,000円+税 |
サイズ | 100×60×45(mm)※付属品除く |
重量 | 107g ※付属品除く |
出力波形 | 正弦波、矩形波(切り替え式) |
出力周波数 | 1~1000Hz、0.1Hzステップ |
電源電圧 | 5V(電池を使用する場合:単三電池×4) |
消費電流 | 85mA |
構成品 |
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概観図
No. | 名称 | 概要 |
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① | LCD | 出力波形・周波数を表示 |
② | Leftボタン | 桁選択カーソルを左に移動 |
③ | Rightボタン | 桁選択カーソルを右に移動 |
④ | Upボタン | 選択した桁をプラス1 |
⑤ | Downボタン | 選択した桁をマイナス1 |
⑥ | CHボタン | 正弦波と矩形波の出力切替 |
⑦ | 可変抵抗 | LCDのコントラスト調整 |
⑧ | SIGソケット | 出力 |
⑨ | GNDソケット | グランド |
紹介動画
お客様の声
電気情報工学分野 / 教員
dsPICを使い高精度の sin 波と方形波の発振ができます。複雑な操作はなく簡単に操作できます。電源も特別な電源を用意する必要はなく、電池で動作します。このように、高精度・シンプルなファンクションジェネレータです。
電気情報工学分野 / 教員
このファンクションジェネレータは安価であり、小型で直感的に使いやすく、また性能も実験実習などに必要十分な範囲を外しておらず、良い製品であるとおもいます。信号発生器もしくはファンクションジェネレータは高価なものです。そのため必要数が十分に揃わずに使い回しで対応したり、機能が多すぎるため操作説明に時間を割かれたりする場合も多いのです。また、それなりにサイズも大きく、機材の配置で実験実習の進行が左右されてしまうこともあります。この製品は、その実情に見事にマッチしています。必要数も揃えられますし、実験の進行もスムーズになることでしょう。
工学部 情報通信学科 / 教員
FG1は、電池駆動可能で、作業服のポケットにも入る程度の大きさの小型の信号発生器ですので可搬性に優れ、教室での実験演示に適しています。1~1000Hzまでの、3Vp-pの正弦波 / 方形波を出力可能で、最小0.1Hzステップで正確に周波数を調整できます。液晶パネルに発振周波数が表示されますが、正確に較正されていました。例えば、電気回路の座学では、PCベースのオシロスコープ、プロジェクターなどと組み合わせて交流波形を提示することにより、周期と周波数の関係や位相、共振、実効値といった概念を直観的に理解させることに役立つでしょう。総合的にはコストパフォーマンスのよい製品だと思います。