2022年04月04日SIGLENT製品に「SPS5000X」シリーズを追加
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この度、SIGLENT社のSPS5000Xシリーズ・プログラマブルDC電源を新たに追加しました。
全16種類ものモデルを取り揃え、細かなニーズに対応するラインナップとなっています。
ラインナップは、最大電圧(40/50/80/160V)、最大電力(180/360/720/1080W)、チャンネル数(1/2/3ch, 360Wのみ)が異なるモデルで構成されています。並列接続モードでは最大3240Wまで出力電力を拡張することが可能です。
全モデルに明るく視認性の良い、2.4インチ有機ELディスプレイを搭載。Webサーバ内蔵によりソフトウェアを介さず、Webブライウザからデバイスを遠隔操作することができます。
SPS5000Xシリーズは、最大電力が電圧・電流設定により制限されていた従来の電源装置よりも柔軟に設計されており、定電力モードにおいてワイドレンジの出力を維持しつつ、自動的に電圧・電流出力を調節します。また、最大50ステップの電圧・電流出力パターンにシーケンス出力に対応したリスト機能を搭載しており、ドウェルタイムとスロープに加え、スイッチオンディレイのプログラムに対応しています。リスト作はパネル操作、Webインターフェイス操作、CSV形式のシーケンスファイルインポートで作成することが可能です。
電圧・電流の優先モードがあり、電流優先モードでは突入電流のオーバーシュートを制限して被試験機器を保護します。電圧優先モードでは、設定された出力電圧に素早く到達するよう動作します。出力抵抗の調節も可能で、SPS5000Xシリーズを電池で駆動する機器の試験に使用する場合、被試験機器の経年変化や異なる種類の電池を使用した際の挙動を調べることができます。
過電圧・過電流・過熱・最大電力制限といった一般的な保護機能に加え、内部放電回路が実装されており、出力で残った電荷を特定の方法で放電します。この機能は出力電圧が低下した際に、このプロセスを加速するために使用することもできます。
総合的にSPS5000Xシリーズはワイドレンジかつ多彩で柔軟な出力、シンプルで分かりやすいユーザーインターフェイスを備えた高性能のプログラマブル・スイッチングDC電源です。